常々感じることは、
音楽を歌うのも聴くのも大好きですが、"作る"となると全く別もの。
以前紹介した♪おりがみという楽曲は
そんなaza誕生のキッカケとなった曲であります。
それまで、"歌詞"という意識で書いていたわけではないけど
昔から作文や物語を書いたり、自分の思いを綴ることは好んでしていたので、
まず詞先(歌詞を曲より先に作ること)ではじめました。
問題は曲作り。
どんな風に作っていけばいいものか詞と五線紙とのにらめっこ。
「まず一番最初の音を決めてみよう」
との先生のヒントから始まり、
本当に何もないところから手さぐりで楽譜を作り上げていきました。
その譜面だった音がカラオケ音源になって手渡された時の感想は
「あ、曲になってる」
でしたね(笑)
そして自分の作った曲を歌う難しさ。
作るのと歌うのは別もの、ということも知りました。
自分自身がこの曲を世に出すのだから、カラオケを歌うように
マネするオリジナルがない。
自分が自分の歌にしないといけない。
歌詞が伝わるようブレスの位置に気をつけたり、想いを乗せるためテクニックを用いる。
この楽曲に込めた想いを一番伝えられる、そんな歌を歌う。
ただ楽譜通り、音程通り、で歌うだけではダメだってことを実感します。
二人の先生からご指導とプロデュースの助けを受けて望むレコーディングは
毎回、修行のようです。
よく「なんで歌うのか」や「楽曲を作るのか」って聞かれますが
「伝えたい」
そういう何か、があるからだと思います。
なので今後もazaとして歌っていく、歌うために曲も作っていくと思います。
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